崩れ落ちる氷河の迫力!ロス・グラシアレス
エル・カラファテ(ロス・グラシアレス国立公園)/アルゼンチン
2,411VIEWS

ウシュアイアからバスで丸一日かけて、ロス・グラシアレスの拠点となる町、エル・カラファテに来ました。*バスの詳しい情報はこちらのブログで
ロス・グラシアレスとは、スペイン語で「氷河」の意味。
世界遺産のロス・グラシアレスは国立公園になっていて、パタゴニアの中でも大きな見どころです。
ロス・グラシアレスへはツアーで行くことができ、エル・カラファテ内の旅行会社で申し込むことができます。
氷河の見学&1時間半の氷上ミニトレッキングのツアーは、どの会社で申し込んでも均一で800ペソ(7200円)。(もっと本格的なトレッキングなど、いくつかツアーの種類があります)
朝8時、バスが宿まで迎えに来てツアースタート。
1時間ほど走って国立公園に入ります。
※入場料、ひとり130ペソ(1170円)がツアー料金と別途かかります。

さっそく氷河が見えた!
さらにバスで進み、ペリト・モレノ氷河に到着。

氷河が目前に!

バルコン(展望台)があり、氷河を間近で見られます

山との調和が美しい
氷河の巨大さもさることながら、その青色の美しさに感動。
氷が青く見えるのは、気泡が少なく、透明度が高いためだそう。

虹もかかりました!
ここでは冬でも気温がマイナス5度前後しか下がらないそうで、気温が上がる夏(12~3月)には氷河が崩れる様子を見ることができます。
ときおり、ピキッと氷の避ける音が聞こえ、その後氷のかたまりがゴゴゴゴーッと大きな音を立てて崩れます。
氷の音、そして崩れる迫力に圧倒され、寒いのも忘れずっと見入ってしまいました。
(崩れるのは一瞬で、残念ながら動画に収めることはできませんでした。。。)
1時間くらい氷河を見たあと、船で移動します。

船

船からも氷河を見られます

氷河はビルの高さほどもあるそう

見たことのない透き通った水色
こんな色が自然に作り出せることに驚きます。
氷河トレッキングの拠点に到着。

ここでお昼を食べます。山小屋があり、荷物を置いておくこともできます。
まず靴にアイゼンをつけてもらいます。

ガイドさんにひとりひとりつけてもらうので安心

これで氷の上も歩けます
トレッキングスタート。

てくてく、上へ
アイゼンのおかげで、滑らずに登れました。
ところどころ、氷河が深く避けているところがあります。

湧き水がブルーに見えてきれい!

氷河の穴をくぐります

目指すはミニ頂上
1時間半、ゆっくり登ってゴール。
お約束、氷河の氷で飲むウイスキーがふるまわれました。

ガイドさんが用意してくれます

氷河をバックにかんぱーい!
欲を言えばソーダで割ってハイボールにしたかったけど(笑)、ロックももちろんおいしかったです。
私たちのツアーはミニトレッキングだったので、1時間半と軽め。
さらに参加者に年配の方が多かったこともあり、氷河の上はゆっくりゆっくり進み、またトレッキング前後の休憩時間も多くありました。
(ツアー参加者の顔ぶれにより、トレッキングの難易度が多少変わるのかもしれません)
トレッキング時間の長い「Big Iceツアー」ではもっと奥の方まで行くそうなので、本気のトレッキングをしたい人はそちらの方がいいかもしれません。
また、朝早く出発するツアーのほか、11時~夜9時までのツアーもありました。
ボートとバスを乗り継いで、夕方6時くらいにエル・カラファテの町に到着。
約10時間、氷河を見たり歩いたり、丸一日氷河を楽しめたツアーでした。

氷河の美しさに魅了された一日

