【グアテマラ スペイン語留学】二週間の成果
サンペドロ・ラ・ラグーナ/グアテマラ
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グアテマラのサンペドロで、二週間のスペイン語留学を終えました。知識全くゼロの状態からのスペイン語留学成果をまとめておきます。

●スペイン語のレベルについて
今回グアテマラで学校に通う前のスペイン語のレベルはほぼゼロでした。
「Hola!」(英語でいうハロー)という挨拶だけ使うも、「Buenosdias!」(グッドモーニング)と言われても「?」という感じ・・・。
数字の1~10まではようやく覚えた、というレベルです。
二週間学校に通い、勉強した現在のスペイン語レベルは、
・道で会った人と、挨拶がスムーズにできる
・こちらの意志を簡単な単語または短いセンテンス(文章)で伝えられる
・相手の言っていることは、「疑問詞」と「単語」をいくつか聞き取れて、なんとなく理解できる
・正しいセンテンスを作るのにはまだ結構時間がかかる
・飲食店や屋台で何を言われているか分かるようになった(今までは、どんな料理が出てくるか不安だったので笑)
という感じです。
二週間は語学の学習時間としては短いと思いますが、レストランや道端での会話などで成長したな~と実感しています。

レストランで食べたごはん。はじめのうちは、pollo(鳥肉)とpapas(ポテト)しか分からず、そればっかり注文していました。
●スペイン語留学の目的
そもそもグアテマラでスペイン留学しようと考えたのは、
・南米に長く滞在するに当たり、現地の人とコミュニケーションを取りたかった
・せっかく時間があるので、英語以外の語学にも触れてみたかった
・グアテマラという未知の国でホームステイしながら、現地の人たちの生活を体験してみたかった(グアテマラのスペイン語留学では、ホームステイ先を紹介してもらえることが多い)
という理由からです。
結果、上記の通り、日常的に使う単語や表現は習得できました。
また、ホームステイ先でトルティーヤ作りを手伝ったり、(ファミリーがプロテスタントなので)教会へ一緒に行かせてもらったり、通常の旅ではなかなか体験できない生活ができ、留学の目的は十分達成できたと思います。*参考記事:【一日の流れ】グアテマラでスペイン語留学

日曜日、家族と一緒に行った教会の様子。
それだけでなく、長く一つの町に滞在することで、日本食のレストランで一日アルバイトをすることになったり、サンペドロに夫婦で移住している日本人の方にお話を伺うなど、普段の旅とは一味違った体験もできたので、この小さな町で留学して良かったと思っています。
●スペイン語の特徴と学校での勉強方法
スペイン語の特徴は、
・英語をローマ字読みにした単語やそれに近い単語が多く、覚えやすい
・英語の「R」「L」や「th」のような難しい発音が少なく、発音&ヒアリングがしやすい
・男性名詞、女性名詞の存在がややこしい
・動詞は「主語」×「時制」の数だけ変化する(もちろん規則はあるのですが、イレギュラーも多いので使いこなすのは大変そう)
という特徴があります。
名詞・動詞の変化が多く、かなりややこしいのですが、覚えたての素人発音でもだいたい通じるのも嬉しいところです。

この子に「何食べてるの?」「どこ行くの?」と聞いて、通じたときはうれしかった(笑)
学校では、
主要な単語を学ぶ(覚える)→日常生活でよく使う動詞の時制の活用を習う→センテンスを作って先生と話す、という流れで授業が進みました。
文法と同時に「聞く・話す」を実践するので(日本の英語教育と違い・・・)、すぐにちょっとした会話ができるようになります。
また、自分の言いたい表現に合わせて、都度新しい単語や時制も教えてもらいました。
ただ単語を覚えようとしてもなかなか覚えられませんが、自分の生活の中に出てきそうなセンテンスに入っている単語は覚えやすいです。

ノートとボールペン、主要な単語の書かれたプリントをもらいました。
●まとめ
私たちのように「旅に使える最低限+αのスペイン語」であれば、期間は一週間~二週間で十分だと思います。
旅のルートにもよりますが、中米に位置するグアテマラでスペイン語を学んでから南米に入る、というのはなかなか良いルートではないかと思います。
グアテマラは物価も安いので、長く滞在するのにお勧めです。

学校のすぐ近く。毎日馬が通ります。
また、長く滞在する場合は、事前に気候を調べておくとより快適に過ごせるかもしれません。
私たちが滞在した12月のサンペドロは乾季で雨が降らず、いい気候でした。
日中は半袖で良いのですが、日影は涼しく、授業中などは上着が必要になるほど。
朝晩は15度を下回るなど、さらに涼しくなります。
サンペドロは標高1600メートルほどの高地で、一年を通して比較的過ごしやすい気候だそうです。(5~10月が雨季、11~4月が乾季)グアテマラシティ、アンティグアも同じくらいの標高です。
中南米は「暑そう」というイメージがあったのですが、こんなにさわやかな気候とは意外でした。

ある日の午後、二重の虹が見えて、授業を中断してみんなで見に行きました。
これまで、メキシコ・キューバ・グアテマラとスペイン語圏を3ヶ国旅してきましたが、私たちがほとんどスペイン語を理解できなかったため、せっかく話しかけてもらってもあまりコミュニケーションをとることができませんでした。
この先の南米はほとんどスペイン語圏なので、学んだことを活かして、楽しい旅ができればと思います。
<学校情報>
SOLMAYA(ソルマヤ) Spanish School
*Facebookページはこちら
桟橋から坂を上がり、左右に分かれる道を左へ。
5分くらい進むと右手にあります。
授業の時間や曜日はフレキシブルに決めることができ、先生はみな英語が話せます。
無料で説明を聞けるので、いくつか学校を見てみるとよいと思います。

太陽のマークとわらぶきの小屋(教室)が特徴

