PAGETOP

05 KIICHIRO.H / RYU.H

BACK TO LIST

国境の賄賂はパンツで逃げる

国境/ニカラグア
1,195VIEWS

中米を北へ北へと走り続けるデリカと僕らは
ついに今日はホンジュラスという国の国境へとやってきました。
しかし…腐敗の進む国境で、まさかの賄賂要求!

やっべ~、どうしよ~~(涙)





■11月23日 ニカラグア2日目
道端の食堂で朝食を済ませます。

23 (13)
23 (11)
23 (12)

うわ、なんかめっちゃ大盛りで出てきた。
ご飯、バナナチップス、豆、サラダ、豚肉の塊で計150円。
この辺りでは、豆とバナナチップスは鉄板らしいです。

そして海岸沿いを走り続ける僕ら。

23 (16)

時々、牛の大群に遮られたり。
ここでは「動物 > 歩行者 > 車」の優先順です。

それにしても遅っそい!!!
ってそこ!道路で糞してんじゃねぇよ!!笑

しびれを切らした他の車が強引に群れに突っ込んでいきました。

ゴン...ガツン...ボコ....モォ~~~!

え、マジかよ…
さすがに僕らは牛が通り過ぎるのを待ちます(笑)

23 (17)

あ、日本だぁ~!

23 (15)

見覚えのある日の丸が突如出現。
へぇ~、この橋は日本の援助で作られたのね。

で、このあと所どころで日本援助の橋がありました。
というか、メインの橋10こくらいは、全部そうだった…

ちょっと誇らしい気持ちで橋を渡っていくと
ついにホンジュラスとの国境に到着です。

しかし、問題はここから始まります…

23 (9)

無事、ニカラグアの出国手続きを終えて
橋を渡って、ホンジュラスの入国手続きをしようとした時のこと

自分:「はい、パスポートです。」

無言で受け取って、スタンプを押す担当官。
そして、押し終わったパスポートを横にのけて
こちらに向き直って言う。

担当官:「はい、それじゃあ1人入国税3ドルです。」

やっぱりか!
実は中米に入ってから、基本入国税みたいのを取られるんです。
しかも外国人だけ…(or 俺らだけ?)

でも、問題はそこじゃない。

23 (10)

自分:「あの、お金持ってないんですけど…」

はぁ?みたいな顔でこちらをじーとこちらを見つめる担当官。
でも、ないものはしょうがない。マジでお金が1ドルちょっとしかないんだから。

というのも、一つ手前の街のATMで下ろそうとしたのに何故か使えず
ここの国境にあるATMも使えず、で、ここまで来てしまった。

なんでお金をもっと大量に持っておかないんだ!?

いや、もう銀行の残高が少なすぎて
たくさん下ろそうとして「残高不足です..」みたいに表示されると落ち込むので
少しずつしか下ろしてないんです(笑)

23 (7)

まぁ、そんな言い分が通用するはずもなく

担当官:「なら、入国はできない。パスポートも没収だ。」

ということで、いったん自分だけがニカラグアの国境に戻って
そこにあったATMでクレジットのキャッシングを試してみよう!


隆のクレジットカードも借りて、デリカで再び橋を渡ってニカラグアへ入った。
しかし、渡ってすぐのところの軍の検問で止められた…

軍:「何だお前は?また戻ってきたのか!?」
自分:「お金がなくてATMで引出にきました。」

軍:「ここを通りたいなら、金を払ってもらう。」

どっひゃ~、なんとあからさまな…

自分:「いや、一瞬戻るだけですよ!」
軍:「駄目だ。ここは絶対に通さない。」

自分:「でも、今はお金がないんですって!!」
軍:「なら、ここに車を止めていけ。」

面倒くせぇ~。でも仕方がないのでここから歩いてATMに向かうことに。
後ろを振り向くと、人質のデリカをライフルを持った男たちが
興味津々に取り囲んでる。

ATMに着いた。

隆のカードを入れる。

「暗証番号を入力して下さい」と出た。


あ…

隆に暗証番号聞くの忘れてた(笑)


結局、自分のカードは全滅で使えず
最後ののぞみをかけて、隆に暗証番号を聞きに再びホンジュラスに戻ることに!


車に戻ると、すぐに軍人たちが集まってきて
「おい、金はどうした?」と問い詰めてきた。

自分:「いや、下ろせなかったんだよ!また戻ってくるから待って!」

何とかその場をおさめて、再び橋を渡って隆に番号を聞き、また戻ってきた。
すぐに軍人に囲まれる。

自分:「だから、これからまたATMに行くんだよ!」

しかし、結局隆のカードも使えなかった。
やばいな~、どうすればいいんだよ~(泣)
もうすでに日も暮れ始めている。


まわりにはライフルを持った軍人たち。
向こうには、国境を通過する外人目当ての物乞い達がうろうろしてる。
これはどうにかして、早く脱出しないとヤバい...

そんな時、入国管理棟の向かいに古ぼけた
「DUTY FREE SHOP(免税店)」という看板が見えた。

あっ!これはひょっとしたら…

クレジットカードで100ドルくらいきってもらって
そのうちの80ドルでもいいから現金でもらえたりしないかな??


恐る恐る建物に入ってんみた。

がら~んとした店内、
地面にそのまま電化製品や高級そうなチョコが置かれてる。
普通、空港にある高級そうな免税店とはほど遠い営業スタイル。

誰もいない店内。
奥のカウンターで暇そうにしていた店員さんに思い切って聞いてみた。

自分:
「あの~、クレジットカードを使ってですね。
100ドルあげます。その代り90ドル下さい!」

さすがに意味が分からない様子のお兄さん。
それでもジェスチャーで何とかこの窮状を訴えると分かってくれたようす。
早速、カードをきってもらい、なんとそのまま100ドルくれた♪

ラッキー!ありがとうお兄さん!
よし、すぐにホンジュラスに戻ろう!

と、ここであいつらの事を思い出した。
そうだ、軍人の賄賂が待てるんだった...

もちろん一円も払うつもりはないから
どうにか切り抜けなきゃいけない。

考えた末に、パンツの中に100ドルを突っ込んだ。

そして、勢いよく外に飛び出す。
とりあえず、下ろせなかったフリをして切り抜けよう。


車に戻ると、やっと来たかという感じで
すぐにまた3、4人に囲まれた。

ここは先手を打たねば。
落胆している感じを全面に出しながら。

「ここのATMは一体どうなてるんだ!?全くお金が下せないじゃないか!」
と少し逆切れしてみた。

しかし、免税店に入るところも見ている彼らは信じようとしない。

次に、そばの石の上に腰かけて、5分くらい頭を抱えてみた。
あ~、一体俺はこれからどうすればいいんだよ~

すると、少しずつ軍人たちも同情を示してきた。
お、これはいけるか!?

自分:「もう仕方がないから、向こうにいる友人を迎えにいって
ニカラグアに戻ってくるよ。」

その時にちょうど大型トラックの列が検問を通りかかった。
軍人たちがみんなそちらに行った。これはチャンス!

すぐに車に戻り、そのトラックの列の反対側に回った。
そっち側は、検問からも死角になっていて見えないのだ。

そのまま一気に国境線の橋まで走る!
検問の人たちは誰も気がついていない!

橋の入口に重装備をした軍人が一人立っている。
しかしここを抜ければホンジュラスだ!

さすがにこのド派手な車を見逃すはずがなく
すぐに気がついてジロジロ見てくる。

笑顔をフル動員して、ついでに手もふっておいた。

こわばっていた向こうの表情が一瞬ニコっとした。

23 (18)

ホンジュラスに入国。
最後の橋も、やはり日本の援助で作られてた。

23 (20)
23 (14)
23 (3)
23 (4)
23 (5)
23 (6)

ふぅ~、今日も走り続けて疲れてきました。
おやすみなさい。




【LOOK公式ブログ】
ブログ 旅のリアルな様子を毎日更新しています♪
メルマガ 今まで言えなかった僕らの本当の想いや大切にしてきた考え方を公開しています。
LOADING
PAGE TOP