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05 KIICHIRO.H / RYU.H

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モロッコ激走2000キロ

南部国境/モロッコ
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朝、ドアをごんごんノックする音で目が覚めた。
どうやら前の車が動き出したらしい。
急いでリカさんにも車を前に進めてもらう。

朝一でモーリタニアに入国できるように
昨日のうちに国境のゲート前で車中泊していたのだ。

そして、今日の国境越えの最重要懸念事項は一つ。
ビザ切れてるけど、入れる?(笑)
ということ。

いや、入国拒否なんてされたら大問題だ。
なんたって、ここから1000km以上も来た道を引き返さなきゃいけなくなるんだから。

さぁ、勝負にむかおう。

面倒くさい出国手続きをすませ、無事モロッコ側は抜けられた。
出国ゲートを出た。



よし。
で、次はどこへ行けばいいの?

………

え~と、モーリタニア国境までの道はどこだ~

………

目の前には果てしない岩砂漠が広がってる。

で、それだけ(笑)

いや、正確には朽ちた廃車だけ...



おいおい、道ないじゃんかよ。
この砂漠を通っていくのか!?

でも、よく見ると、いくつもタイヤの跡が向こうの方まで続いてる。
でも、その先にモーリタニア側の国境が見えない。
一体どの跡をたどればいいのか?

2台で立ち往生していると
一台のセダンが近づいてきて
「60ユーロでモーリタニア国境まで連れてこうか!?」と言う。

馬鹿言え。
なんで反対の国境に行くのにお金を払わなきゃいけないんだよ。

すると、一馬君が衝撃的な情報をもたらした。
(※一馬君は、日本から合流中の隆の友達)

一馬君:
「そういえば、モロッコとモーリタニア間の仲が悪いから
国境間の空白地帯に道路作ってないんだって。
しかも、まだいたるとこに地雷が埋まってるらしいよ、マジで。」

おい、マジかよ。
そんなことがこの国際社会で許されるのかよ...

でも、そう言われては、下手に進むのも怖い。
後ろから来た車に着いていくことにした。

そして、どうにか無事、モーリタニア側の国境についた。
こっからが勝負だ。有効期限の一日過ぎたビザで入国できるか…

ゲートをくぐり、おそるおそる事務所に入る。
期限切れのリカさんのパスポートを見せる。

あまり挙動不審でも怪しまれるから
平然とした態度を取りながらも、横目でちらちら様子をうかがう。

あれ?でも、ものの数分で二人分のチェックが終わってパスポートが返ってきたぞ...
え、もう終わりですか?本当に行っていいんですか?

警察:「別にいいよ。」
俺:「うぉーー!やったー!」

(ビザ切れに気づかなかったのかなw)

すぐに車に戻り報告。彼らの気が変わらないうちにすぐに出発しよう。
しかし、これでまだ入国できたわけじゃない。
車の手続きを済ませにいく。そして、ここでりかさんと一馬君が気がついた。

「あれっ?入国審査ってまだじゃない?」
「さっきのはただのチェックじゃない...」

え...汗

確かに言われてみれば、何もスタンプを押された記憶はない。
まさかの早とちりだったのか!

そして、案の定
次の本物の入国審査でリカさんのビザは通らなかった...

お願いしてもダメらしい。
くそ!やはりダメだったか。

当のりかさんは、俺の早とちりのせいで
一度は通り抜けたと思っていただけに
ショックが大きくて立ち直れないでいる。

でも時間はない。
担当官は、入国できないならすぐにモロッコに戻れという。
ぐぬぬぬ。

さすがに俺のせいで拒否されたようなもんだから
りかさんと一緒にラバトまで付き添って戻ることにした。

あばよ、二人!



折角再開したデリカともまさかの別れ。
今来たばかりの悪路を戻っていく。車内には沈黙が流れる。

モロッコ側に入るも、今度は入国審査が遅々として進まない。
いつくもの事務所をたらいまわしにされ、2時間以上かけてようやく入国。
心身ともに疲れ切ったので、オアシスホテル前で今日は就寝。

あぁ、明日から地獄だ...


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