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05 KIICHIRO.H / RYU.H

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マドリードでまさかの手口の盗難に!

マドリード/スペイン
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8:30くらいに起きただろうか。
目の前の砂浜にはまだ人影はない。
海岸沿いの歩道をジョギングする人が数人いるくらい。

みんな、デリカの前を通る時に
「え、なにこの変な車...」みたいな目で見てく(笑)
もう慣れたけどね。

軽く海岸の無料シャワーで洗濯を済ませてから、出発する。
今日は隆の運転で、海岸づたいに一気にバレンシアまで南下する予定。




特に問題もなく、もうすぐバレンシアという時
事件は起きた...

高速を走っていると、急に車が隣に並んできた
どうしたんだ?なんでそのまま抜いてかないんだ?

そう不思議に思ってると...

その車の中の男が
「お~い!何かそっちの車から落ちたぞ~」
と言うではないか。

俺:「あぁ、またかよ。めんどくせぇな~」
と思いながらも車を止めた。
実は、以前も何度か車上のラックから物が落ちたことがあったのだ。

だから、何の疑いもなく車を道路脇に停めて外に出た。

すると、その車もデリカも前に停まった。
中から先ほどの男が出てきて、物が落ちたときの様子を説明し始めた。

誘導されるままに、デリカの後ろにまわり
その男の指し示す方を探しに行く。

しかし、彼の説明ではいまいち何が落ちたかがはっきりしない。

さらにその男、急に車に手をかけたかと思うと
車体を揺らし始めて、「こうなって落ちたんだよ~」
と訳のわからないジェスチャーをやってみせる。

その後もしばらく今来た方角を探すのだが
見つからないので、もう諦めて車に戻ることにした。

既にその男は車ごといなくなっていた。
「なんだったんだ。嵐のように来て去ってたなあの人」


気を取り直して、再び車を出す。
バレンシアに入り、そのまま郊外のパエリアの本場の本場といわれる小さな町についた。
ここはパエリアに使うお米の産地らしいのだ♪

よっしゃ、本場のパエリア食うぞ~♪
と車を停めて、行こうとした時だ...

日本から合流中の森山さんがポツリと

森山さん:「あれ?俺のカバンがないな~」

確かに朝はあったはずの鞄がないという。
3人でごそごそと車内をくまなく探すが出てこない。

え、嘘、マジで無い...

森山さん:「何で?でも今日って車からほぼ離れてないし、それに持ち出してもないから置き忘れたってこともないのに...」


あ!!
まさかさっき高速で止まった時に!?


初めこそまさかね~と思ったが
現実にかばんはなくなってるし...

もうそれしか考えられない。

愕然とする森山さん。
貴重品もほとんど入っていた。
あまりの衝撃に呆然。

とにかくここにいてもしょうがない、すぐにバレンシアの警察にいこう!

警察所に着いた。
もう盗難は勘弁なので、隆に車に残ってもらい
森山さんと二人署内へ。

動揺する森山さんに代わり、俺が電話で事情を伝える。
署内には英語が話せる人がいないから、理解できる人にかけてもらったのだ。

ひととおり事情を説明し、被害届も書いてもらった。
そしてここで、代わり電話した俺の身分証明のためにパスポートを見せてくれと言われる。

あ、それなら車だ。今取ってきますね。
と言って外に出た。

車まで取りにもどり、がさごそと自分のかばんを探す。
あれ~どこに置いたっけな~。
確か助手席においたはずだけど。え~

ん?

ま、さ、か...

俺のも盗まれた?(笑)

いや、マジでないよ。
後ろを探してもない、どこをさがしても無い。
ってことはやっぱり...


俺のも盗まれてたんか~い!


まさかすぎる事態。
なぜ今の今まで気がつかなかったんだ。
逆に笑えてきた。

でも、笑いごとじゃない!
車関係の重要な書類は全部俺がもってたし
パスポートも入ってた...

幸い、財布やカード類の金目の物は身につけてたけど
これじゃあ、国境は越えられないし、旅は続行不可能!

ぱらぱら~っと、今後の事を考えてみた。

「ん~、これはどうも一回帰国しなきゃいけないな...」

まぁ、そうなると話は早い。
不思議とこういうときは落ち込まない性格な自分。
ヤバいってなったら笑えてくるだけw

そもそも後悔とかしても仕方がない
この後やらなきゃいけない事も決まったわけだし
あとはそれを淡々とこなすだけ。

とりあえず、署内にもどり、事情を説明。

あきれる警察官をよそに
またさっきの人に電話する。
今度は自分の被害届を書いてもらうために(笑)

とりあえず一通り、後処理を終了。

次は、帰国の日程上、今日の電車でバルセロナに戻る森山さん
の鉄道チケットを予約しに駅へ。

それも終わり、電車の時間までのあいだ
どうにかして念願だったパエリアを食べて帰りたいという森山さんの希望もあって
3人で最後の晩餐をする。

「いや~、本当にとんだ災難に巻き込んでしまいましたね...」






そして、19:30、無事に駅まで送り届けた。
わずか数日の合流でしたが、楽しかったです。
ご無事で~


そして俺らはそのまま明日マドリードで開催されるソフトボール大会に参加するため
夜の高速をマドリードに向けて走る。

深夜1時、ようやくマドリードに入り
明日の開催場所となる球場のそばで就寝。ふぅ、長い一日だった...

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